根性なしトップローパーのクライミング日記&へなちょこランナーのかけっこ & 時々介護 & 闘病日記
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周りが早く起きて準備を始めるから、アラームなくても、絶対起こされるよねと、アラームは保険でセットして寝たのだが・・・。朝、4:30の時計のアラームでダンナが起き、私を叩き起す・・・。Hzめさんは、すでに起きてどこかに行ってる。そして周りの方々はまだ寝てる槍ヶ岳山荘までのコースタイムが5時間くらいだから、皆のんびりしてるのかな~?Hzめさんも、そんなにお腹空いてないと言うことだったので、朝食抜きで、5:40頃出発。穂高から縦走して今日で11日目というおじさんに、『もう行くの?朝ごはん食べないの?』と声をかけられた。ババ平で、トイレ休憩取った後、沢沿いを登って行く。途中で、小屋で1個買ったお弁当(ちらし寿司)を、3人で食べた。1300円のお弁当、高いけどすごく美味しかった!大曲の分岐辺りから勾配が上がり始めるが、急登というほどではなく、快適な登り。体力的にも余裕で(荷物軽いし)、食欲旺盛北岳では何も食べられず、ほぼ飲まず食わずだったので、(持って行った食料、そのまま持って帰ってきた・・・)相当控え目にしか、食料用意しなかったのが悔やまれる足りるか不安・・・ 快適な登りではあるが、行けども行けども槍ヶ岳が見えてこない。天狗原分岐を過ぎて、暫く行ったところで、槍ヶ岳から降りてきた中高年のご夫婦が『もうすぐよ!頑張って!』と言うが、『絶対、もうすぐじゃないでしょ』って心の中でつぶやいた。。。坊主岩小屋のちょっと手前から、やっと槍ヶ岳が見えて来た 今日は元気だし、頂上まで行けそうって、この辺りまでは思ってたのだけど、殺生ヒュッテが見えた辺りから雲行きが怪しくなる。。。地図に「ガラガラの岩礫の登り」と書いてあるところも、よく整備されていて歩きやすいのだが、足取り重くなる。我慢の登り槍ヶ岳山荘が見えてからは、必死何とか辿りつくが、座り込んでしまった。 記念写真撮った後、沈没。倒れ込んだまま、山頂に行く二人を見送る。今回も、頂上まで行けず暫く小屋の前で転がっていたが、直射日光がジリジリあたり、足が焼ける~と、日焼けを気にしながらも、動けず・・・。(後で大変なことになった・・・)やっと起き上がると、Hzめさんとダンナが、頂上の最後の梯子を登り始めるのが見えた。その後暫くトイレに籠って、胃の中のものを全部吐いた。夕食は、固形物はなにも受け付けず、スープをすこし啜っただけ。そのまま山小屋のベッドへ。少し頭も痛くて、Hzさんが鎮痛剤飲む?って聞いてくれたけど、高山病で鎮痛剤飲んで良いか分からなったので、飲まなかった。後で調べたら、高山病の頭痛で鎮痛剤(バファリンなど)はありだそうです。