根性なしトップローパーのクライミング日記&へなちょこランナーのかけっこ & 時々介護 & 闘病日記 |
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レストハウスに行くと、既に出発準備をしている方が数人。
小さなストーブが一晩中点いていて、暖かい。
小さなライトも点いているので、ヘッドランプも不要。
お湯を沸かして、テルモスにお茶を作った後、 フリーズドライの雑炊と、サンドイッチを食べた。
少し遅れて、大阪ペアさんも一緒のテーブルで朝ご飯。 小屋のお弁当を食べているが、なかなか豪華なお弁当だ。
6時になって、小屋の朝ご飯の時間が始まる頃、出発準備開始。 6時20分頃、出発。
6時40分頃、丸山到着。快晴 笠ヶ岳が綺麗
向こうに見えるピークが『頂上(西穂高)?』って聞いたら、 『(ずっと手前の)ピラミッドピークだよ』って。
絶望的に遠い
体力が持つか心配になる・・・。
独標の手前のコルで、ハーネスを履いて、ストックをピッケルに持ち変える。 ここからガイドコンテ。
ガイドコンテは「死ぬときは一緒」スタイルと思っていたが、
昨日の練習で、私が滑落しても、ダンナはしっかり止めてくれそうなことが分かった。
逆は絶対無理だけど
ダンナが先に登り、ロープで繋がれた私が後を付いて行く。
ダンナのペースが速くて、必死で登る
7時50分頃、独標に到着。 「(独標まで)すぐだったね」って言うので、
「ペースが速くて足を置く場所を考える暇もなかった」と言うと、
「ごめん、ごめん、そんなつもりはなかったんだけど」とダンナ。
独標からの下りが、技術的に一番難しいと聞いていたが、普通? ここを怖いとも思わず下れたことで、心に余裕ができる
独標からピラミッドピークへの登り。 8時20分頃、ピラミッドピーク到着。 遙か向こうに、西穂高岳山頂が見える。
まだまだ遠い
美しい景色が広り、写真を撮りたい衝動にかられるが、
ロープーウェイの終発までに帰るという時間制限があるのと、
落ちるとただでは済まない場所なので、我慢。
辛い登りが続き、標柱が見えた時は、山頂まで来れたんだとほっとする。
やれやれみたいな気持ちで山頂に上がると、目の前に広がる景色に圧倒される
西穂高岳に隠されていた、奥穂高岳が目の前に現れ、遠くに槍ヶ岳も見える。 ここまで来ないと見れない景色を見れたことに感動
9時15分頃、西穂高岳山頂に立つ。槍ヶ岳が見える。 奥穂高岳と吊尾根~前穂高岳。 景色を堪能して、下山開始。
こんなに苦労して登って来たのに、山頂にいる時間はほんの少し。
名残惜しいけど仕方がない。
谷から雲が上がって来ている。 もう少しすると、昨日と同じように頂上は雲の中に入ってしまうかも知れない。
快晴の頂上に立てて良かった。
思ったより早く頂上に着けたので、下りは余裕がある。 景色を堪能し、写真を撮りながら下る。
大阪ペアさんとすれ違う。相変わらず明るく楽しく登っていて、元気を貰った。 10時45分頃、ピラミッドピーク。 11時10分頃、独標に着いた頃には、すっかり雲の中。
もう危ないところはないが、時々ホワイトアウトして、トレースが分からなくなる 時間節約で、ロープを繋いだまま、小屋まで下った。
視界不良で風が強い中、続々と登ってくる人とすれ違う。 昼頃、西穂山荘到着。 荷物のパッキングをした後、昨日、山頂まで行けたら買おうと決めていた、 リンゴの木の西穂高ロゴ入りキーホルダーを購入し、西穂ラーメンを食べた。
ラーメンを食べ終わった頃、小屋は混雑ピーク。
無事登頂して戻って来た、大阪ペアさんにお別れの挨拶をして、下山準備。 ストックの先端シャフトが無くなっていることに気づき、慌てて探すも、 人と荷物がごったがえしていて、見つからず、諦めた
山荘からの急な斜面を下った後は、アップダウンを繰り返す。 明日から3連休だからか、たくさんの人とすれ違った。
西穂高口駅の展望台が見える。 14時頃、西穂高口駅到着。 今日も、中国人がいっぱい。
展望台に行ってみた。昨日は視界なしだったけど、今日はまあまあ。 新穂高センターで下山届けを提出し、14時40分頃駐車場に戻って来た。 「中崎山荘 奥飛騨の湯」で、笠ヶ岳を眺めながら長湯。 帰りの車の中で、今日が自分の誕生日であることに気づいた。 良い誕生日になった。 絶対一人では行けないところに連れて行ってくれた、ダンナに感謝m(_ _)m 22時頃、帰宅。 疲れたけど、楽しかった~ PR
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