根性なしトップローパーのクライミング日記&へなちょこランナーのかけっこ & 時々介護 & 闘病日記
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
4時にダンナに起こされ、準備開始。ダンナは『熟睡できた!』って元気。5時半発のバスに1時間並んで乗るつもりだったが、バス停近くに行ったら、乗り合いタクシーが数台スタンバイしていて、すぐに乗ることができ、5時出発。朝はガスってて景色見えないし、30分の道のりを寝て行きたかったのだが、冷房効きすぎて寒くて眠れない外が熱かったので上着はザックの中にしまってしまったし。やっと広河原に着いて外に出たら、曇ってて寒い。ザックから上着を出して、防寒。6時過ぎに歩き始めるが、荷物が重く感じる。(20年前なら、10キロの重量を背負って、大倉尾根を駆け登ってたし、 10年前も、20キロ近い荷物背負って、塔ノ岳まで余裕だったけど・・・)空気も薄いような・・・。 そして悪い予感的中大樺沢二股までは、何とか辿り着くが、八本歯のコルへ向かおうと歩き始めたところで、バテバテ すぐ大樺沢二股に戻り、少し楽な右股ルートに変更し、北岳肩の小屋を目指す。『このまま下山したい』気持ちと、『せっかくダンナが楽しみにして準備したのに、このまま引き返すのは嫌だな』という気持ちが葛藤。いよいよ『もう無理』とgive up したのは、かなり登ってしまってから。登るも地獄、降りるも地獄 ひっくり返って20分くらい休んだところで、『もう少し頑張ってみる?』とダンナに言われ歩き始める。その後は、10分歩いては、15分休むの繰り返し。私の荷物を殆ど引き受けたダンナの荷物は、たぶん35キロを超えている。私が休む度、重い荷物を降ろしたり担いだり、かなりの重労働。北岳の肩の小屋まで50分の看板を見て、少し元気になる。そして北岳の肩の小屋まで30分の看板を見てからは、あの稜線の向うが小屋のはずって、稜線にたどり着くと、また向こうに稜線があってと、何度も裏切られ、それでもなんとか北岳肩の小屋に16時ころ到着。 私はダンナがテントを張ってくれるのを待って、テントの中でダウン。楽しみにしていた小屋の生ビールも、こんな時間では飲めず。持って行った缶チュウハイも空くことはなく・・・。ダンナがごはんの用意をしてくれたので、それを口に運んだところ、一気にもどしてしまった私は出発前にパンを食べた後、何も口にしておらず、出てくるのは、水分のみ。そしてお腹も下る。(お食事中の方ごめんなさい てか、ダンナも含め周りの人はお食事中でした<(_ _)>)山の上で、上げて、下して 辛い・・・それでも涼しくて、良く眠れた