根性なしトップローパーのクライミング日記&へなちょこランナーのかけっこ & 時々介護 & 闘病日記
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3時半、起床。 4時15分出発。 昨年と比べて、ずいぶんと暖かい。 一ノ倉沢・出合までの、1時間近いアプローチを、 昨年は、期待と不安で、ずいぶんと緊張して歩いた気がする。 今回は、大源太山の疲れが抜けきっていないのは不安だが、 昨年に比べて、緊張感がない 濡れた路面の上を歩きながら、そんなことを呑気に考えているとき、 ダンナは夜降ったであろう雨のことを考え、岩のコンディションを心配していたようだ。 5時5分、出合到着。 まだ薄暗い中、朝ご飯を食べる。 5時半過ぎ、少し明るくなって来たところで、出発。 知らぬが仏で、あまり怖くなかった昨年。 高巻き道が分からず、超えたひょんぐりの滝手前の沢でちょっと緊張したくらい。 その沢も、高巻き道でクリアして、まだ余裕の私。 ダンナは、テールリッジを見て「濡れてるな・・・」と心配している。 そして、私の余裕はここまで。 ダンナが心配していたとおり、テールリッジからは、 濡れて滑りやすく、かなりビビりながら登ることに。 何せ落ちたら死んじゃう感満載なので これを下ることを考えるのも憂鬱 9時頃 ようやく中央カンテ(凹状ルート)の取り付きに到着。 もうお腹一杯状態だけど、ここからがお楽しみのクライミング Sg浦さんがトップで登り、Ar井さんがフォローして、 その後ダンナが登り、私がフォロー。 最初トラバースして、そこからの登りはビレー点からは見えない。 しばらくビレー点で、ひとりぼっち。 上で何やら3人で協議している声が聞こえるなと思ったところで、 ダンナから「OK」の声が聞こえ、登り始める。 ロープさえ着いていれば、こっちのもので、楽しく登る。 先に行ったダンナは、かなりプレッシャーがかかったみたい。 1ピッチ目の終了点に着くと、敗退が決まっていた がっかりと言うより、ほっとした。 懸垂で安全な場所に降りて、一休み。 ここからは懸垂三昧。 綺麗な景色なのに、心から楽しむ余裕がない Sg浦さんが、例年はもっと綺麗だと言う。 今年は、どこも紅葉はいまいちみたいですね。 長い懸垂でパンプしそうになって、怖くなった。 ロープ握れなくなったら、そのまま落下だ 懸垂がこんなに疲れるものだと思わなかった やっとひょんぐりの滝まで降りたところで、既にへとへと 大源太山の下りと同じように、腰が辛くてまともに歩けなくなった。 ダンナがまた私のザックを引き受けてくれた。 16時過ぎ、やっと出合到着。腰が痛い 上から観光客がたくさんいるのが見えたが、もう誰もいない・・・。 敗退を決めたのが10時過ぎだったので、 早く戻ってゆっくり温泉かなって思ってたが、とんでもなかった 駐車場を目指す。 17時20分頃、駐車場(ベースプラザ)に到着。 Ar井さんとは、ここでお別れ。 Sg浦さんと、「鈴森の湯」へ。 今日も、露天風呂はほぼ貸し切りで、ゆったり長湯した。 お風呂を出た後、Sg浦さんといろいろお話をした。 昨年、「もう一回はないな」と思っていたのに、 また同じ季節に来てしまった。 のど元過ぎて熱さ(怖さ)忘れたら、また来るんだろうな~。 Sg浦さんのおかげで、また貴重な経験ができたことに感謝 明らかに足手まといな私を、懲りずに連れて行くダンナにも感謝m(_ _)m