根性なしトップローパーのクライミング日記&へなちょこランナーのかけっこ & 時々介護 & 闘病日記 |
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4時頃、KすけくんがUッチーさんを拾った後、迎えに来てくれた。 3時半、起床。 夕べは、「オリオン座流星群」がピークということで、 4時起床、4時半出発。 懸垂岩の下でロープを片付け、稜線を目指す。
段々ガスが上がって来て、景色が無くなる。5ルンゼの頭でまたロープを出す。 終わったつもりだったのに「またロープ?」って、頭の中は??? 登り始めるが、持つ岩、持つ岩、動く! 動く大きな石を落ちないように戻しながら、行き詰まり、 ダンナに左だよ!って指摘され、左にトラバース。 ここはルートでも何でもないんだから、使えるものは何でも使って登れと言われ、 草をがしがしつかんで、やっと左にトラバースして、抜けることができた。 ルートより、かなりやばい! 岩落としたら下にいるダンナに直撃しそうだし、私が落ちたらダンナも道連れ? なんて思いながら、緊張の登り。 今日、一番満喫?したかも・・・。 その後も、もう終わったかと思うとまた難所が現れ、 いつ終わるか分からない道のりに、少々不安になり、泣きが入る。 それでも何とか乗り切って、最後の熊笹藪こぎ。 ここはただの体力勝負。 危なくなければこっちのものと、熊笹掴んでせっせと登る。 そして、稜線に出た! 晴れてる! 後は一般登山道を下るだけ。 元気いっぱいの私。 ダンナに「かんたん。楽勝。」と刷り込まれていた私は、 それほど怖さは感じず(怖いことに気づかず?)に、登り切った。 でも後から聞いたら、崩壊が進んでいた上部は「楽勝」とはいえない悪さで、 ダンナは私が落ちたらどうフォローするか考えながら、 かなり気を使って登り、それはS浦さんもたぶん一緒で、 二人は、かなりお疲れ・・・。 私だけが「知らぬが仏」のお気楽登攀 谷川岳・オキの耳 山頂。 後は、西黒尾根を下って日帰り予定だったが、 ハプニングあって、谷川岳 肩の小屋泊まりになった。 後々考えると、あのまま予定通り西黒尾根を下山してたら、 下りが苦手な私がブレーキして、泣きが入ること必至。 小屋泊まりになって、良かったのかも知れない。 小屋番さんが、とても親切で、 これくらいしか用意できなかったけどと、 お味噌汁とおにぎりを出してくれた。 心と胃にしみて、これ以上ない美味しさだった。 ビールも飲んで、谷川岳登山指導センターの職員だった小屋番さんの興味深い話を聞き、 消灯時間の20時に就寝 小屋番さんの話では、最近上に抜けるパーティーは少なく、 おんぶにだっこの登攀ではあったが、初アルパインクライミングで、 ここを登れて良かったな~と余韻に浸る。 でも1回で十分、2度目はないな・・・。 |